最近、「子どもが夜中までスマホをいじっていて寝ない」「ペアレンタルコントロールをすり抜けてしまう」というご相談をよくいただきます。
iPhoneやAndroidには一応、使用時間を制限する機能がありますが、子どもたちは意外と簡単にそれを回避してしまいます。例えば、別のApple IDを使ったり、設定の抜け道を見つけたり…。親が思っている以上に、抜け穴が多いのが現実です。

決められた時間に“インターネットそのもの”を止めるという選択
そこでおすすめしたいのが、スマホやタブレット単体ではなく、家庭のWi-Fiルーターでインターネットの利用時間を管理する方法です。
ルーターの設定で「夜10時以降は自動でインターネットが切れる」ようにしておけば、たとえスマホの制限を解除されても、ネットそのものが使えなくなります。
実現するには、ここがポイント!
1. IPv6に対応していないプロバイダを選ぶ
最近のプロバイダは「IPv6高速通信」をウリにしていますが、これが曲者。
子供がルーターを初期化してしまうと、IPv6契約だと勝手にインターネットに繋がってしまうことがあるためです。そのため初期化しても自動でつながらないIPv4のみに対応しているプロバイダを選ぶのも一つの手です。
2. ネットタイマー機能付きのルーターを使う
古いルーターでは時間制限の機能がなかったり、設定が難しかったりする場合があります。市販の中でも「ネットタイマー対応」と明記されたルーターなら、アプリから簡単に制限がかけられます。
家庭のネットルールは「仕組み」で守る
家庭内のルールだけでは限界があります。ルールを守る仕組み=**“技術の力”**を上手に使うことが、子どもの健全な成長や家族の生活リズムを守るために重要です。
「難しそう…」「設定が不安…」という方へ
機器の選定や設定方法がわからない、という場合は、お気軽にご相談ください。
ご家庭のネット環境に合わせた最適なルーター選び・設定代行をサポートします。
出張サポートで、その場で設定&ご説明いたします!
お子様とご家族が、健やかな毎日を送れるように。
「ネット依存」の見えない不安を、”仕組みづくり”で解決しましょう!